はじめに
Bash シェルスクリプトで 変数 に格納されている文字列を部分的に切り出す方法について。
サンプルコードを掲載しますが、 GNU Bash でのみ動作する機能もありますので、ご注意ください。
検証環境
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先頭(左)から数文字切り出す
文字列が格納された変数に対して、 先頭(左)から数文字切り出す には、以下のようなコマンドを利用します。
※先頭から 4 文字を切り出してみます 。
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Bash の変数は、 ${STR:offset:length} の形式で参照すれば文字列の一部を切り出すことができます。
offset: 切り出し開始位置(先頭から切り取りたい場合は0を指定)length: 切り出し文字数
また、 0 は省略可能です。
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末尾(右)から数文字切り出す
先程と同じ変数参照の機能を利用します。
※末尾から 4 文字を切り出してみます 。
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offset にはマイナスが指定可能です。 -4 としているので、末尾から 4 文字目の切り取りの開始位置としてします。
注意点は -4 の値の前にはスペースを入れないといけない ということです。
スペースがない場合の挙動を確認してみます。
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${STR:-default} の変数参照構文と同じと解釈されてしまうためです。
length の値である 4 は省略可能です。
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中央から数文字切り出す
今までの例を見れば、すでにやり方は想像できるはずです。
※4 文字目のすぐ後ろから 4 文字切り出してみます 。
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中央を切り取る
「先頭からの切り出し」、 「末尾からの切り出し」を組み合わせれば、中央部分の数文字のみ切り捨ててしまうこともできます。
4 文字目のすぐ後ろから 4 文字切り捨てた結果を出力してみます。
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おまけ 1 : ${STR:offset:length} で length よりも文字が短かった場合はどうなるの?
切り取ろうとする文字列変数が短すぎた場合、エラーになったりはしないでしょうか。
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エラー無しで正常動作しますね。
おまけ 2 : sed を使う方法
当ブログで何度も出てきている sed コマンド。何をするにも sed を覚えていると応用が効きます。本当に便利。
sed で先頭(左)から数文字切り出す
※先頭から 4 文字を切り出してみます 。
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sed で末尾(右)から数文字切り出す
※末尾から 4 文字を切り出してみます 。
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sed で中央から数文字切り出す
※4 文字目から 4 文字切り出してみます。 。
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ひとこと
ファイルや標準入力を操作する場合には パイプ+sed で操作することがほとんどですので、今回の文字列変数の切り取りは 引数 や 環境変数 を操作する場合に参考ください。