Github上のOSSにプルリクエストをあげるための手順をまとめました

2019-05-09Git,GitHub

はじめに

以下のOSSに対して、プルリクエストを上げたいと思ったのですが、「この作業以前もやっていたよな?」と思いました。
いい機会なのでプルリクエストの上げ方を整理してみました。

手順

1. リポジトリをForkします

ターゲットとなるリポジトリのトップページを開き、ページ右上の 「Fork」 のボタンを押します。

以下のようなダイアログが表示された場合はフォーク後のリポジトリの所有者となる「ユーザ」 or 「チーム」を選択してください。

Forkが始まったらしばし待ちましょう。

Forkが完了すれば、以下のようなページが表示されるはずです。(リポジトリ名のスラッシュの前、所有者名が genzouw という僕のアカウント名に変わっていますね。)

2. リポジトリをクローンします

ここからはブラウザ上の操作から変わって、コンソールの作業となります。

git コマンドを使ってプロジェクトをクローンします。

リポジトリのURLは、先程の「Fork済みリポジトリページ」の右上にある「Clone or download」というボタンからクリップボードにコピーできます。

今回のリポジトリは以下のようなURLになりました。

git@github.com:genzouw/gibo.git

git コマンドでクローンし、フォルダに移動します。

$ git clone git@github.com:genzouw/gibo.git \
  && cd gibo

3. 「変更内容をコミットするためのブランチ」を作成します

「変更内容をコミットするためのブランチ」を作成します。

今回は「GitFlow」を参考に feature/find_files_in_subdirectories というブランチ名にしています。
find_files_in_subdirectories の部分には改修内容がわかるようにスネークケースで名前をつけています。

$ git checkout -b feature/find_files_in_subdirectories

4. ファイルの編集・追加を行う

適宜変更しましょう。
省略します。

5. ファイルの編集・追加をローカルリポジトリに反映させる

git add コマンドを使って変更対象のファイルをローカルリポジトリに反映させます。

git add .

次に変更のコミットを作成します。

git commit -m コマンドでコミットコメントを記入できます。

$ git commit -m "hoge hoge."

6. featureブランチをリモートリポジトリにPushします

featureブランチをリモートリポジトリにPushします。

$ git push origin feature/find_files_in_subdirectories

7. Pull Requestを出す

「Fork済みリポジトリページ」をリロードすれば、「Compare & pull request」というボタンが追加されているはずです。
プルリクエストを発行しましょう。

ひとこと

Giboのボイラープレートとして「Vue」が対応していなかったので、エントリの手順でプルリクエストを上げてみました。

取り込んでもらえるといいですが。

2019-05-09Git,GitHub