Griffon(GrailsライクのJavaデスクトップアプリフレームワーク)
ずっとGroovyのサブプロジェクトを見てきたのですが、興味を持って待っていたプロジェクトの成果物がようやく公開されました。
実際に Griffon Quick Start を参考に、デスクトップアプリを作成してみました。
Griffonのインストール
- Griffonをダウンロード
- Griffonを適当な場所に解凍
- 環境変数 "GRIFFON_HOME" にGriffonの解凍先パスを設定
- 環境変数 "PATH" に
$GRIFFON_HOME/bin
を設定
Griffonでサンプルアプリケーションを作成
griffon run-app DemoConsole
を実行- 作成された DemoConsole に移動(
cd DemoConsole
) ./griffon-app/models/DemoConsoleModel.groovy
を編集(上記サイトを参照)./griffon-app/controllers/DemoConsoleController.groovy
を編集(上記サイトを参照)./griffon-app/vies/DemoConsoleView.groovy
を編集を編集(上記サイトを参照)griffon run-app
を実行
これで、簡単な計算機デスクトップアプリが起動されます。
(テキストエリアに計算式を入力し、Executeボタンを押下すると結果が表示される)
使ってみた感想としては、
- 必然的にMVCモデル準拠なつくりになる
- Swingアプリケーションが間単に作成できる
- Java Web Start や Applet で公開可能なパッケージが自動生成される (
griffon package
を実行)
など、作成が大変楽。
とくに 3つ目が僕にとっては大きなメリット に感じた。
Groovyで作成できる というのも魅力。
今後、Griffonのことも書いていきたい。
今後の課題
grails package コマンドにて、targetフォルダにjnlpやappletが作成されるがtargetフォルダごと別の場所に移動させた場合にアプリが正常に起動しない。
もしかするとproject作成直後は各種設定が絶対パスにて設定されている可能性あり。もうちょっと調べてみよう。
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