Github Copilot in the CLI を使ってみる
はじめに
先日Githubからメールが届きました。
ようやく Github Copilot in the CLI が利用できるようになりました。
今までは Vim 環境でだけGithub Copilot を使うことができましたが、コマンドライン環境からCopilotの力を利用できることになるのでしょうか?と思い早速試してみました。
検証環境
作業の流れ ( 作業ログ )
まずはメールのリンクに書かれていたドキュメントページから概要や使い方を学んでいくことにしました。
Github Copilot in the CLI の概要
Github Copilot in the CLI を使うと、ターミナル操作中にコマンドの候補を提示してくれたり、コマンドの説明を提示してくれたりするそうです。
2023-12-19現在はパブリックベータとして提供されているサービスですので、まだまだ基本機能や使い方が変わっていくかもしれません。
以降、Copilot CLI と省略します。
Copilot CLI はターミナル上にチャットのようなインターフェイスを提供してくれます。
このインターフェイスを通して質問することができます。
Copilot CLI は質問に対する回答としてコマンド候補や説明を提示してくれます。
早速使ってみる
Copilot CLI は Github CLI ( gh
コマンド ) の拡張という位置づけのようです
gh copilot suggest
コマンドを実行することで候補を表示できるとのことなので早速試してみます。
_ちなみに MARKDOWN_HASH19b19ffc30caef1c9376cd2982992a59MARKDOWNHASH
コマンドのインストール方法や使い方については過去に別エントリで紹介しています 。
実行に失敗しました。
拡張をインストールする必要があるようです。
インストール
_事前に MARKDOWN_HASHfb833f229bc5d83831b05a18022d7e86MARKDOWNHASH
コマンドを実行してGithubへの認証を完了しておきましょう。
拡張をインストールするには以下のコマンドを実行します。
アップグレードしたい場合は以下のコマンドを実行するそうです。
gh copilot suggest
改めて先程失敗した gh copilot suggest
コマンドを実行してみます。
確かにチャットライクなインタラクティブ操作で質問に答えていくインターフェイスとなっています。
実行したいコマンドの種類を聞かれましたので、 gh
、 git
以外のコマンドを提案してもらうことにします。
続けます。
実際に最近困った操作について質問してみます。
具体的には Redis サーバにターミナルから接続したかったのですがコマンドが分からなかったという場面を想定してみました。
redis-cli
を使って接続できるよ、と教えてくれました。
このコマンドについて引き続きどうするかを聞かれています。
クリップボードにコピーすることができるようですね。
説明の表示はどの程度まで説明してくれるのでしょう?
なるほど。
。
MANページをサマリーしたような内容ということなのかな。
思ったよりもリッチな情報が表示されるわけではなかった。
gh copilot explain
Copilot CLI に対してコマンドの説明を依頼するためのコマンドとして gh copilot explain
があるそうなので試してみます。
先程 sugguest
実行後に対話的に選択した結果は gh copilot explain
と同じのようです。
もう少し複雑なコマンドを引数として与えた場合はどうなるでしょう?
gh
コマンドを使ってプルリクエストのIDを一覧表示するワンライナーについて説明してもらいます。
もちろん説明は全く間違っていないのですが、「それは知ってる」というような内容ですね。
コードを自然言語に変換しただけでした。
ひとこと
今のところはあまり必要なさそうです。
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