コマンド実行結果をVimやVisual Studio Codeで開く方法
はじめに
先日、会社の後輩からターミナルでコマンドを実行した結果をエディタで開く方法がないか質問があったときに回答した内容を紹介します。
暗号化されているファイルを復号化した結果をエディタで開いて触りたいが、コマンド実行結果をクリップボードに貼り付けて、という操作が面倒というのが発端です。
Vim でのやり方を知っていましたが、後輩は Visual Code Studio 使いだったために「さあどうしようか」と思いました。
ダメ元で Vim と同じ方法を実行してみたところ、うまく行けてびっくりしました。
検証環境
コマンド実行結果をVimやVisual Studio Codeで開く方法
"Vim" の場合
Vim では、パイプで渡された文字列を開くことができます。
vim -
というコマンドを利用します。
多くのコマンドで、 -
という引数は 「標準入力」 を表します。
vim -
とは 「標準入力の内容をファイルに見立ててエディタで開く」 という命令になります。
標準入力経由でテキストを送り込められればよいので、以下のようにパイプを使わない方法もあります。
"Visual Code Studio" の場合
"Visual Code Studio" をコマンドラインから開くには code
コマンドを使います。
(注意)僕のMac環境では利用できる状態でしたが、後輩の環境では code
コマンドがないというエラーとなりました。
その場合は、 "Visual Code Studio" のメニューから 「View」→ 「Command Pallet」を開き、 "install code" を実行します。
本題に戻ります。
先程同様、 code
コマンドでも -
を利用することができます。
パイプを使わない場合は以下のようになります。
ひとこと
日報を作成したり、議事録を作成するために「テンプレート」をVimに流し込んでつかったりしています。
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