シェルで全角/半角/大文字/小文字/ひらがな/カタカナ/英字の変換を行うためにuconvを使う
はじめに
コマンドラインから全角/半角/大文字/小文字/ひらがな/カタカナ/英字の変換を行うために便利そうな uconv
というツールを見つけたので紹介します。
サイトには以下のように書かれていました。
iconv(1) に加えて、Unicode 用の国際化コンポーネント (ICU) ツールセットの一部である uconv(1) コマンドも、1 つのエンコーディングから別のエンコーディングへの変換に使用できます。uconv は、229 のエンコーディングと、1000 を超える別名をサポートしています。
簡単にいうと iconv
の上位互換ですね。
もうこれがあったら文字列変換の多くが実現できるんじゃないかと思いました。
検証環境
インストール
uconv
コマンドは icu
というパッケージに含まれています。
RedHat系ディストリビューションとDebian系ディストリビューションでインストール方法に違いがあるので注意。
RedHat系
Debian系(Ubuntu)
※手前味噌ですが、Dockerイメージも公開しました。インストールは不要です。
色々変換してみる
早速いろいろ変換してみます。
-x <引数>
で指定した変換処理を適用することができます。
英字(アルファベット)からの変換 を例にとってみます。
さらにパイプで繋いでやれば複数の変換処理を適用することも可能です。
ひとこと
uconv
、めちゃくちゃ便利だなと思いました。
Webで受け取った入力情報をValidateした後に変換するのにも利用できそうです。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません