JavaやGroovyのソースコードをHTMLに変換するスクリプトを作りました
昔書いていたブログ(Blogger)に Groovy や Java のソースコードを掲載する際に使用している Groovy スクリプトです。
ソースを HTML に変換しているだけですが、意外と便利でした。
Contents
前提条件
Java2Html という、 Ant タスクを使用しています。
- こちらのサイトで、Java2Html の Ant タスク用 jar ファイルをダウンロードする必要があります。
- フォルダ構成は適宜変更してください。
準備
ブラウザからダウンロードしてきてもいいですが、ターミナルからコマンドを叩けるなら以下の手順が楽です。
# 作業用ディレクトリを作成し、移動
$ mkdir -p /tmp/work && cd /tmp/work
# ダウンロード
$ curl -O http://www.java2html.de/java2html_50.zip
# 展開
$ unzip java2html_50.zip
# jarファイルが配置されていることを確認
$ ls
design/ docs/ java2html.jar java2html_50.zip java2html_src.zip
スクリプト作成
main.groovy
というファイルを作成
// =====設定内容=====
// ソースコード配置ディレクトリ
def srcdir = "c:/groovy/src"
// HTML出力ディレクトリ
def destdir = "c:/groovy/out"
if (!new File(destdir).exists()) {
new File(destdir).mkdir()
}
def ant = new AntBuilder()
ant.taskdef(
name: "java2html",
classname: "de.java2html.anttasks.Java2HtmlTask"
)
ant.delete() {
fileset(dir: "${destdir}") {
include(name: "**/*")
}
}
ant.java2html(
srcdir: "${srcdir}",
destdir: "${destdir}",
includes: "*.groovy",
outputFormat: "xhtml11",
tabs: "2",
style: "eclipse",
showLineNumbers: "true",
showFileName: "true",
useShortFileName: "true",
showTableBorder: "true",
includeDocumentHeader: "true",
includeDocumentFooter: "true"
)
実行
HTML 化したい Groovy スクリプトファイル(Java ファイルでももちろん OK)を src/
ディレクトリに配置し、 groovy
コマンドで実行すると、 HTML ファイルが out/
ディレクトリに作成されます。
実行時に -cp
オプションを付与すればクラスパスを設定できるので、ダウンロードした jar ファイルを読み込めるようにしてやります。
# ディレクトリを作成
$ mkdir -p src/
# JavaかGroovyのソースコードを配置
$ cp main.groovy src/
# 実行
$ groovy -cp ./java2html.jar main.groovy
[java2html] Converting 1 file
$ ls out/
main.html
ソースコードが HTML でハイライトされています。
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